カラコン探しの決定版
カラーコンタクトレンズNAVI > 基礎知識 > カラコンのお手入れで毎日快適・おしゃれに

カラコンのお手入れで毎日快適・おしゃれに


レンズのケアがなぜ大切なの?

せっかくお気に入りのカラコンが手に入っても、もし日頃のレンズケアが不適切で汚れが付着していると、重い眼障害を引き起こす可能性も否定できません。

この為、医師から指導されたケア用品を使用するのがベストで、書かれている方法や注意事項を必ず守り、いつも清潔で快適な状態を保てるようにしましょう。

レンズケアの基本のまず1つ目は、毎日行うことと、必ず正しい方法で洗浄、管理をすることです。

2つ目は、レンズの洗浄は装用の前後の計2回、必ず行うことです。

ちなみにカラコンは、ソフトコンタクトレンズになりますが、ケアの際、水道水は使わず、すすぎにも専用の液を使うということです。

なぜなら、レンズの表面にアカントアメーバが付着する恐れがあるからです。

アカントアメーバとは微生物の一種で、一部の種には感染性があり、人間や動物に対し、角膜炎や脳炎(アメーバ性肉芽腫性脳炎)を引き起こす可能性が高いものです。

ソフトコンタクトレンズのケア

ソフトコンタクトレンズの洗浄・消毒方法には、煮沸消毒、過酸化水素消毒、マルチパーパスソリューション(MPS)の3つがあります。

また、使う溶剤には、過酸化水素、ヨード製剤、そして、タンパク除去剤というのがあります。

それぞれに特徴がありますので、レンズの汚れ具合や自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大事です。

マルチパーパスソリューション(MPS)は、中和の必要がなく、洗浄、すすぎ、消毒、保存のすべてのステップを一つの溶剤で済ませられます。

ですが、コンタクトレンズのこすり洗いが必ず必要です。

またレンズケースについては、毎日の洗浄・乾燥が必要で、定期的に交換することが清潔さを保つ上で大事です。

してはいけないこととしては、液を継ぎ足して使用すること、使用してあまった液を使うことは、角膜感染症などの眼病の原因になります。

次に、過酸化水素による消毒は、やり方による消毒のムラがないため、誰でも比較的簡単にできる方法です。

ですが、中和することが必要となりますので、ケア用品に書かれている中和方法を必ず確認しておきましょう。

ヨード製剤による消毒は、過酸化水素よりも消毒効果が高くなります。

このような3つのケア方法がありますが、目の中に有害な雑菌や微生物を混入させないよう必ず専用のケア用品を使うようにしましょう。

カラコンのケアは清潔が一番

ソフトコンタクトレンズとなるカラコンは、日頃からのメンテナンスが必要なわけですが、重要ポイントは清潔さです。

すべてのケアは、カラコンにつきやすい汚れや雑菌、ウィルスなどから目を守るためのものです。

このため、消毒だけでは、汚れ落ちが弱いので、月に1度たんぱく汚れを除去するスペシャルケアこすり洗いをする必要があります。

そのスペシャルケアに使うのが、タンパク除去剤です。

こすり洗いには、傷を付けないようにする専用のグッズを使って行いましょう。

タンパク質、脂質、カルシウムなどはすべて涙に含まれているものなのですが、これらをレンズに蓄積させると取るのが難しくなるため、定期的に行う必要があります。

ちなみに、使い捨てコンタクトレンズの場合は再使用は、衛生上できないため、外したあとは必ず捨てるようにしましょう。

眼病予防の為にも、わからないことは自己判断せず、眼科医やコンタクトレンズ専門店のアドバイスを取り入れるようにしたいものです。

ずっとカラコンのおしゃれを楽しめるよう、毎日のメンテナンスを面倒くさがらず行いましょう。