カラコンの貸し借りはしてもいいの?
カラコンの貸し借り、なぜダメ?
友達がしているカラコン、いいなあと思うけれど実際自分が似合うのかどうかお試ししてみたくなりませんか?
そんなとき、友達が装用していたカラコンをしてもいいのでしょうか?
使用済みのカラコンを装着した場合の考えられるリスクとは、感染症にかかってしまうことです。
その代表的なものが角膜感染症といわれるものです。
角膜感染症に感染する事例
角膜感染症は、自分でも気づかないうちに感染していることがあります。
もし、友達が角膜感染症に感染していることに気づかないで、その友達のカラコンを貸してもらって装着したとすると、自分も感染してしまう可能性は大です。
角膜感染症の症状とは
角膜感染症は、カビ、細菌、アカントアメーバ、ウイルスなどといった病原菌が角膜に感染して、そこから炎症を起こしていく眼病です。
炎症を起こすのですから、痛みを伴うこともあります。
このため、ひどくなると目をあけていられなくなりこともあり、眼科医にいくのも大変になってしまいます。
角膜感染症の症状は、黒目の中に白いにごり、白目部分の充血、涙や目やにが出やすい、目の痛みなど、人によって様々なため、角膜感染症だと断定もしにくいものです。
ただ、このような症状がぱっとみてわかる程度になってくると、危険な状態になっている可能性が高いので、少しでも違和感を感じたら早目に眼科を受診しましょう。
片目が感染した場合、もう片方の目にうつることは稀ですが、感染したことに気づかず左右のコンタクトを間違えてつけると、もう一方の健康な目に感染する可能性は高いです。
安易にカラコンの貸し借りをしたことで、角膜感染症になって友達関係にもヒビが入ってしまったら大変です。
カラコンの貸し借りはしないようにし、お試し装着なら、眼鏡店やコンタクトレンズ専門店で、清潔なレンズを装着するようにしましょう。