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カラコンを楽しむための定期検査


カラコンにも使用上の注意がある

カラコンは、ご存じのようにカラーコンタクトレンズの略です。

ということは、コンタクトレンズの使用上の注意と同様のことを守る必要があります。

そのひとつが、「定期検査」を受ける事です。

視力矯正が目的の通常のコンタクトレンズでも、カラコンでも、目に直接装着するレンズであることに間違いありません。

そのため、視力矯正が目的の通常のコンタクトレンズのユーザーは、医療機関での検診も忘れることがあまりありませんが、カラコンとなると、おしゃれが主目的となります。

すると、視力が悪いわけでもないのに、定期検査を受けるというイメージがなかなか湧きにくいものです。

加えて、お店で購入する際、処方箋の期限内であれば、まとめ買いができてしまいます。

まとめてたくさん買ってしまうと、定期検査を知らせてくれるお店に足を運ぶことがないため、ついつい定期検査をせずに長期間が過ぎることがあります。

レンズの状態にも注意

カラコンユーザーの中にも視力矯正が必要な方はいて、購入のたびに受診をしている人も少なくないと思います。

でも、やはりまとめ買いをしてしまうと、ついつい面倒になって受診することを後回しにしてしまう人も実際いるでしょう。

ワンデイならまだしも、長期間使用できるハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズのユーザーの中には、レンズが破損するまで使用する人もいます。

もし装着時に破損してしまったら、瞳や目の中を傷つけ、大変なことになってしまいます。

そうなる前に、定期検査に行き、定期的に目の健康状態やレンズの状態をチェックする必要があるのです。

定期検査がなぜ必要?

なぜ定期検査が必要なのでしょうか。

まず、コンタクトレンズは高度管理医療機器に認定されていることはご存じでしょうか。

これは、どれほど高い技術を駆使して製造されたコンタクトレンズであっても、目の中にレンズを入れることは、異物を入れていることと同じです。

このため、知らず知らずのうちにばい菌が目の中に入ったり、瞳を傷つけてしまっている可能性があるということがわかって使用するべきものです。

きちんと定期検査を受けていれば十分に防げたのに、それを面倒くさがって受けなかったために眼病や失明などの重篤な事態になるのは嫌なものです。

そうなる前に一定の期間ごとに定期検査を受け、忘れずに瞳の健康状態のチェックを行いましょう。