カラコンをつけたまま寝るのはどうなの?
カラコンをつけたまま寝てもいい?
カラコンをつけたまま寝るのは、目のためによくないといわれます。
でも、旅行先などでは疲れのために、ついウッカリそのまま寝てしまう事がありませんか?
もしも、カラコンをつけたまま寝るとどうなるのでしょうか。
朝、起きて、視界が真っ白になったり、瞳に痛みがあったりします。
ひどい場合には、角膜に炎症を起こしたりする場合もあり、重篤なケースでは失明の危険性もあります。
おしゃれを楽しむためには、寝る前にはカラコンは必ず清潔な手で外してから、専用ケースにしまっておくようにしましょう。
ウッカリ外すのを忘れて寝てしまった!
お酒を飲んだときや旅行先などでは、外すことを忘れて寝てしまう可能性もあります。
こうなったら、どうしたらよいのでしょうか。
カラコンがずらせなくても、パニックにならないようにしましょう。
まずは角膜を傷つけないように、カラコンを装着していても点眼できる目薬を使って外しやすくしていきます。
目薬の水分で、目に潤いを与えていきましょう。
こうすれば、カラコンがずらせるようになりますので、慌てずに清潔な手でカラコンを外しましょう。
カラコンをはずせれば安心?
カラコンをつけたまま寝たとき、朝になると、なぜ視界が真っ白なのかというと、涙の中に含まれているタンパク質が乾燥して固まってしまったからです。
カラコン、つまりコンタクトレンズは涙の上に浮いているのが通常なのですが、寝ている間はまばたきをしないので、涙の量が減ります。
すると、睡眠中の角膜は酸素不足になりやすい状態にあるのですが、カラコンレンズが角膜を覆っている状態が続くと酸素不足になりやすくなります。
すると、角膜にある内皮細胞が損傷され、角膜が傷つく恐れがあります。
損傷した角膜内皮細胞は、再生することはありません。
目薬をさせばはずせるからといって、何回もカラコンをつけたまま寝てしまうと、角膜へのダメージが蓄積し、最悪の場合には失明の危険もあります。
くれぐれも寝る前には、カラコンを外すのを忘れないようにしましょう。